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久しぶりの一乗寺お店探訪です。今回は、お客様にも場所を聞かれることの多い家具工房へお邪魔しました。屋根の上のほうから葡萄の蔓が伸びている、古い建物。この中でたくさんの家具たちがリペアされ、新しい持ち主のもとへと受け継がれていきます。 |
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第七回 「葡萄ハウス家具工房」さん 今回は、恵文社のご近所にある和洋アンティークを取り扱うお店、葡萄ハウス家具工房さんをご紹介。当店のアンティークの家具や照明なども葡萄ハウスさんからやってきたものは多く、恵文社とも古くからのお付き合いです。仲の良い店主ご夫婦にお話を伺いました。 (INTERVIEW & TEXT BY
新谷恵理) |
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− お店を始められたきっかけは何だったのですか? ( 以下、「」内は葡萄ハウス家具工房店主、肥田さんご夫婦 ) 「もともと先代が木工所を営んでいたんです。それで、10年程前から同じこの場所で家具屋を始めました。二十歳くらいから、この仕事をしているので、家具の修理技術は試行錯誤を重ねつつ、自然と身についたという感じです。」 − 日本での仕入れはどのように? 「定期的に開かれるオークションに参加しています。京都、滋賀、兵庫、あとは大阪にも行きます。だいたい月の半分くらいは、オークションに行きますね。」 − 仕入れるものにこだわり、のようなものはありますか? 「オークションでの取引は一瞬で決まってしまうので、実際考える時間はないんです。サイズと価格で判断して、あとは直感で選ぶ...ことになります。やはり、小さめで可愛らしい家具に人気があるので、マンションでも置ける大きさで価格もお手頃なもの、というのがポイントですね。奥行きと幅が重要です。古くて木が良いものでも、大き過ぎると駄目なんです。そこの棚も、1、2年くらいここにあるな(笑)。」 − なるほど。北欧家具も扱われていますよね、仕入れはご夫婦で? 「はい。デンマークへの仕入れは、年に3、4回行っています。だいたい3、4日の間に動き回って家具などを探します。いつもコペンハーゲンの郊外に住む友人の家に泊めてもらうんですよ。17年来の古い友人で、椅子の張替え職人さんです。ユーモアのある、日本人的な人でね...向こうに行ったら、一日中一緒にいる、ということになるんです。仕入れにも付いて来はるんですよ!逆に単独行動できません...(笑)。デンマークの言葉で、ヒュッゲ(hygge)という言葉があるんです。共に過ごすとかご一緒にといった意味かな。友人の家で食事をする時も、皆が席に着かないと食事は始まらない。一緒にいる時間を大事にする...それがデンマークの国風なんですね。」 − デンマークでは、どういった食事をされるんですか? 「向こうに滞在するときのご飯は、お米代わりのじゃがいもとお肉、それに必ずビールという組み合わせです。カールスバーグ以外にも色々ありますよ。季節ごとに、ビールの種類も変わるんです。クリスマスのビール、夏のビール...など豊富です。あと、外で食べるオープンサンドは格別に美味しいですよ。小さなパンの上にね、色々な種類の具材がのっているんです。(*写真参照)」 − 食事もひとつの楽しみですね。では、最後にメルマガ読者さまにメッセージをお願いします。 「一乗寺めぐりを楽しんで下さい。」(店主、肥田さん美樹さん)
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当店のスタッフもよく家具を探しに行く葡萄ハウスさん。思わず買ってしまった、ということの多い一期一会の古いものとの出会いを与えてくれるお店です。お客様に喜ばれるものを、という熱心な仕入れによるものなのですね。この秋には、ギャラリーアンフェールでのD-BROS展でも、デンマーク家具を使わせていただく予定です。紅葉散策がてら良い出会いを期待して、是非訪れていただきたいお店です。 |
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葡萄ハウス2号店
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葡萄ハウス家具工房本店 Google mapで詳しい地図をご確認いただけます |
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